オフィスや店舗に欠かせない空調設備の業務用エアコンですが、はじめて取付ときはどのような流れで工事が行われるのか、また事前に準備をしておくと良いのか気になるところです。まずは工事前にはオフィス内の整理整頓をすることが大切になります。一般的な家庭用エアコンとは違って室外機や本体も大きい業務用エアコンは、部屋に搬送される際にスムーズに移動ができるように整理整頓しておく必要があります。特に取付ける予定の場所付近やパソコンなどの精密機械は万が一にも干渉しないように、前もって別の部屋に移動させるなどの対策はしておきましょう。
業務用エアコン取付工事当日の流れとしては、建物の壁や床が汚れないようにブルーシートを敷いて保護する「養成作業」が行われます。既存のエアコンや室外機がある場合は撤去作業が行われ、その後に新しい機器が搬入されます。搬入作業は、時間がかかるため、車通りの多い場所やオフィスの出入りが激しい建物の場合は、事前に連絡することで深夜帯や別日にビルの屋上や敷地内に前もって搬入することもできるので、当日の工事がスムーズになります。搬入作業後に「設置作業」が行われ、この時に既存の配管や配線の状態を確認も行い、問題がなければそのまま利用されますが、劣化などしていた場合は新しいものに取り換える電気工事や調整が行われます。
設置後は業者による試運転が行われ、問題がなければ片付けと清掃作業後に取付工事が完了する流れになります。
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